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新型コロナ宿泊療養(神奈川県)レビュー・持参したい物まとめ

2022年6月下旬、夫が新型コロナに感染し、自宅療養と宿泊療養を半分ずつ経験しました。

宿泊療養に切り替えた理由は

  1. 隔離部屋にエアコンがないため、密閉できない
  2. 子どもたちが待期期間を終えた後、隔離部屋の前を通り玄関への行き来をする必要がある
  3. 洗面脱衣所が隔離部屋の目の前にある

こうした点から家庭内感染の恐れがあったためです。

この記事では、神奈川県内での宿泊療養の申し込みや宿泊先ホテルのようす・持参して便利だった物をご紹介していきます。

宿泊療養の申し込みから出発まで(神奈川県)

宿泊療養の申し込みから決定、出発当日までの流れをご紹介します。

宿泊療養の申し込み

療養期間の途中から宿泊療養(神奈川県)の申し込み方法は2通りで

  1. ホームページ内の療養のための質問票」に必ず回答し『神奈川県宿泊療養申し込みフォーム』から申し込む
  2. 神奈川県宿泊療養申込窓口(年中無休/午前10時から午後4時まで)から、電話で申し込む

となります。

詳しくは、神奈川県ホームページ内の『無症状・軽症の方の療養について』を確認してください。

宿泊療養は、症状や基礎疾患、自宅療養環境などで優先順位順に案内されることがあり、入所までに時間がかかる、または入所できないケースもあります。

神奈川県より感染者に連絡

宿泊療養を申し込むと、症状や自宅療養の状況などの聞き取りがあります。

夫の場合は、症状等の聞き取り翌日の午前中にに再度連絡があり、宿泊療養が決定しましたが、宿泊先については選考中とのことで、この日の夕方に宿泊先についての連絡が入りました。

夫が新型コロナに感染した時期(6月下旬)は第7波が始まったころ。

それでも感染者が多く、ホテル療養の決定連絡から宿泊先決定の連絡までに6時間以上かかりました。

宿泊先についての連絡時に、移動当日の注意点について説明がありました。

  • 宿泊先の通知
  • 宿泊開始日と退所日の通知
  • 移動当日に担当のドライバーさんから直接連絡がある
  • ドライバーさんからの連絡時に、出発時間が知らされる
    (移動当日までに荷物の準備をしておく)
  • ドライバーさんが自宅前まで迎えに来る
  • 車内では会話(通話を含む)はしないこと

といった内容のお話でした。

宿泊先へ移動

宿泊先への移動日は、10:30過ぎに担当のドライバーさんから連絡がありました。(夫のスマホ)

11:50頃に自宅前に到着とのことでした。

感染者や宿泊療養希望者の数によって状況は変化しますが、我が家の場合はドライバーさんからの連絡から出発まで1時間20分ほどなので、時間の余裕は少なめでした。

宿泊先が決まり次第、荷物の準備をすることをおすすめします。

宿泊療養の準備

宿泊先と移動日が決まったら、荷物の準備を始めましょう。

準備をする時間があまりない可能性もあるので、手早く進めたいところです。

できるだけ効率よく、宿泊療養の準備を整えられる方法をお伝えします。

1.宿泊先のアメニティグッズの確認をする

神奈川県では、宿泊先ホテルのアメニティ類を確認することができます。

下記のリンクを開くと、確認できるのでひ活用してみましょう。

神奈川県:新型コロナコロナウイルス感染症「宿泊療養施設の基本情報」

2.アメニティグッズ以外で必要な物を準備する

宿泊先となるホテルのアメニティグッズを確認したら、ほかに必要な物をピックアップして準備しましょう。

夫は新横浜国際ホテルにて療養生活を送ることになったので、アメニティグッズ以外で必要なものを持参しました。

宿泊先によって個室に常備しているアメニティグッズがちがうので、ここでは一例として持参した物をご紹介します。

  • バスタオル2枚
  • 圧縮タイプのフェイスタオル1枚
  • 着替え用下着
  • 着替え用衣類
  • ハンガー&ハンガー用洗濯ばさみ
  • タンブラー(400mlぐらい)
  • 冷凍したペットボトルドリンク
  • ティーバッグ数個
  • 軽食(菓子パンや小分けのお菓子類)
  • のど飴一袋
  • 保湿クリーム
  • リップクリーム
  • 着用した衣類を入れるビニール袋数枚

我が家ではこうしたグッズを旅行用バッグに用意して、夫を送り出しました。

3.処方薬の残りを確認、必要であれば新たに処方してもらう

持ちものの準備と同時に、処方箋の確認をしましょう。

症状によっては、療養施設に移動する前に新たに処方してもらう必要もあるので、残りが少ない場合はかかりつけ医に連絡をします。

夫は、処方された薬が5日分だったのですが、まだ発熱と咳き込みが強い状況でした。

そのため宿泊療養が決まった時点でかかりつけ医に連絡し、電話で新たに処方箋を発行して頂き、お薬は処方箋薬局の方が玄関まで届けてくださいました。

(接触をさけるため、ドアノブに処方箋をかけ、インターホンで一声かけてくださいました)

宿泊療養施設のようす(新横浜国際ホテル)

夫が宿泊した施設は、新横浜国際ホテルでした。

体調が落ち着いてから室内の様子や食事などを撮影してくれたので、ここで紹介します。


(それなりに見落としもあると思いますので、あくまで一例としてご覧ください。)

室内のようす

ベッド
ベッドの向かいに机・TV・棚
ドア付近
ドアのすぐ横にハンガーラックと冷蔵庫
全身鏡と空気清浄機
お風呂
トイレ
浴室アメニティ

アメニティグッズのほかに、マスクも部屋に10枚ほど用意されていました。

食事のようす

宿泊中のある日の食事内容です。

夕食1
朝食
昼食
夕食2

女性からすると毎食じゅうぶんな量に思えますが、夫は足りなかったとのことです。

体調が回復し始めてからは、次の食事時間までに空腹になり、自宅から持参したお菓子や菓子パンが役立ったそうです。

アメニティグッズ以外の配布物

ここでは食事を受け取りに行ったときに、自由にもらえた物を(夫が覚えている範囲で)紹介します。

新横浜国際ホテルの例です。

ペットボトルドリンク

  • むぎ茶
  • アクエリアス

の500mlペットボトルが用意されていました。

各自、必要な分を部屋に持っていくスタイルでした。

ただ、タイミングによって水がなかったり、アクエリアスがなかったりという日も数回あったそうです。

飲みたいものが常にあるとは限らないので、用意していくと安心ですね。

スティックドリンク類

自室の電気ポットで湯を足していただくタイプのドリンクです。

  • コーンスープ
  • ティーオレ
  • コーヒー

の粉末ドリンクが用意されていました。

こちらも日によっては、ほとんど残っていないことがあったそうです。

ステック系のドリンクは持参するのも楽なので、持参するのも良いでしょう。

その他の飲食物

  • ゼリー飲料
  • 小分けのお菓子(おせんべいやチョコなど)
  • 固形のお味噌汁(わかめ・しじみなど)

もあります。

お菓子類は空腹しのぎにもなるので、人気があるようで比較的品薄だったそうです。

生活用日

生活用品も数種類は配布されていました。

  • ミニサイズの洗濯洗剤
  • カミソリ
  • 歯ブラシ
  • ミニサイズ歯磨き粉
  • くし
  • 紙コップ
  • プラスチックお椀(スープやみそ汁用)

といった生活用品が配布されていました。

洗濯洗剤の配布は、とても助かりますね。

宿泊療養に持参して特に役立ったグッズ

ここでは、自宅から宿泊先ホテルに持参した物の中でも、特に役立ったグッズをご紹介します。

宿泊療養の持ち物の参考にして頂けると幸いです。

保温保冷のできるタンブラー

宿泊先の部屋にはティーカップが用意されていましたが、発熱中だったこともあり、400mlほどの容量のタンブラー(正確には子ども用水筒の下の部分)を持参させました。

魔法瓶タイプのタンブラーは

  • 冷たい飲み物を冷した状態で保てる
  • 温かい飲み物もOK
  • 容量があるので紅茶や緑茶も好きな濃さで飲める

といったメリットがあります。

ホテルの部屋にはティーカップしかなかったため、タンブラーがかなり役立ったそうです。

食事の時にお味噌汁とプラスチックカップをもらうのですが、プラスチックカップの容量が小さく、どうしても味噌汁の味が濃く感じたり、すぐ冷めてしまったりで、タンブラーを使うと味噌汁の濃さも調整でき、保温もできるので良かったとのことです。

冷たいドリンクの保冷はもちろんですが、お味噌汁をはじめコーンスープやスティックコーヒーも濃さが調整でき、とても便利だったそうです。

ドリンク類

療養施設の配布物でも載せましたが、粉系ドリンクやペットボトルドリンクの在庫は日によって差があったそうで、「飲みたいものが飲めない…」ということもあったそうです。

そのため自宅から持参した、ドリンク類が役立ったとのことでした。

夫は、紅茶のティーバッグ・凍らせたスポーツドリンクのペットボトルを持参しました。

発熱中は凍らせたペットボトルが役立ち、溶けてしまった後でも冷蔵庫に保管して置けたので良かったそうです。

発熱が引いた後は、ティーバッグの紅茶をよく飲んでいたそうです。

パンやお菓子

宿泊療養では、3食の受取り時間が決まっています。

そのため、次の食事までの間に小腹が減ってしまうことも。

配布物の中にも小分けタイプのおせんべいなどがありますが、もらえるのは食事の受取り時間のみです。

食事の受取り時間に多めに軽食をもらって来ようにも、在庫が少ないこともあったので、夫は持参したお菓子やパンが大いに役立ったとのことです。

保湿剤などのスキンケアグッズ

ホテルでは部屋の乾燥が気になったそうで、リップクリームや保湿クリームが役立ったそうです。

乾燥で肌がかゆくなってしまうタイプの方は、ボディークリームやリップクリームを持参することをおすすめします。

宿泊療養レビュー・持参したい物まとめ

我が家の夫は、新型コロナの11日間の隔離期間のうち、最初の6日間を自宅療養・残りの5日間を宿泊療養で過ごしました。

宿泊療養の日数や宿泊先によって、アメニティグッズの種類の充実度や持参する物も変わってきます。

宿泊療養を申し込んだ後

  1. 療養施設の一覧を確認していつでも見返せるようにしておく
  2. 宿泊施設が決まったらアメニティを確認して、他に必要な持ち物をピックアップする
  3. 自治体からの説明を聞いて、必ず持参する物を用意
  4. 内服薬の残りを確認し、必要であれば再度処方してもらう
  5. 移動前日までに、持ち物を用意しておく

こうしたポイントを踏まえて、準備をするのがおすすめです。

神奈川県の宿泊療養施設の一覧は、下のリンク(PDF)から確認できます。

神奈川県:新型コロナコロナウイルス感染症「宿泊療養施設の基本情報」

ほかの都道府県の方は「〇〇県 宿泊療養施設」などで検索をして確認してみましょう。

自宅から持参する物については、下記のグッズを用意しておくと安心です。

  • タンブラーなどの保冷保温ができる容器
  • 軽食(小分けのお菓子・菓子パンなど)
  • 粉系ドリンク
  • 保湿系のスキンケア用品
  • 宿泊日数に合わせた着替え
  • 宿泊日数が長い場合は洗剤もあると便利
  • ハンガーと洗濯ばさみ
  • ビニール袋(着用済みの衣類やごみ入れに)
  • ポータブル扇風機(室内の空調が調整できない場合に)
さやか

最後のポータブル扇風機については、夫が「持っていけばよかった」と言っていたグッズです。

ホテルの空調が調整できないため、すこし暑く感じたそう。
夏季限定にはなりますが、かさばるものではないので持っていくと少しでも快適に過ごせるかと思います。

宿泊先のアメニティグッズを確認しながら、必要な物を準備しましょう。

感染者ご本人が準備をするのは何かと大変なので…ご家族が準備を済ませてあげるのが安心です。

また、宿泊療養の最終日は隔離解除の日です。

療養施設からの帰宅時には、家族や知人に迎えに来てもらうか、公共交通機関を利用して帰宅することになります。

現金やカードなども忘れずに持参しましょう。

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